錆を生かす防錆剤 CCP-117
錆びの発生のメカニズム
そもそも、錆はどうやって発生するのか。錆とは金属が酸化することで、金属内の電子やイオンが移動することで発生します。その原因は、 鉄を溶解する電解質の「水」と、溶解を促進させ安定化させる為の「酸素」です。また、水に強電解質である「塩」が加わると、
錆の発生は促進されます。 ~錆びのメカニズム カタログで詳しく図解で説明~~
水と酸素の介在を防ぐ CCP-117
CCP-117は、主剤と硬化剤の2液で構成されている。主剤はエポキシ樹脂構造体で、外からの水(水蒸気)と空気を阻止します。錆内部への浸透力に優れ、錆層の空間を埋めることで、酸素と水分を押し出し、錆を固定化します。さらにエポキシ樹脂構造体が鉄と反応し、外部からの影響を除きます。~詳しくはカタログで説明~
CCP-117 264時間のキャス試験をクリア
キャス試験は一般的な中性の食塩水を用いた中性塩水噴霧試験に比べ10倍の促進効果がある非常に厳しい試験です。 大阪市立工業研究所にて
試験条件 塩化ナトリューム溶液 + 酢酸 + 塩化第二銅溶液 + 50℃
塩水で錆の発生と進行を速し、酸性度とイオン化傾向を高め、進行しやすい温度による264時間の厳しいキャス試験をクリアしたCCP-117は
腐食性の強い屋外環境でも使用可能な画期的な防錆剤として認められています。
~キャス試験結果 カタログ掲載~