熱交フィルム
定番モデル
素 材 : 塩ビフィルム 厚み 250μ、幅100cm、長さ2mX5枚 計5シート 10m(1箱)
機能性材料 : 熱交換塗料 D-47
粘 着 方 法 : 自己粘着方式
施 工 方 法 : ガラス内貼り(基本は室内側から貼付)
熱交フィルム 温度上昇比較 検証試験
熱交フィルムを貼り付けたガラス板と貼り付けていないブランクガラスを用意し温度上昇の比較検証を行いました。結果、30分程度の照射で約5℃の温度上昇が抑制されています。
熱交フィルム ショットバッグテスト 衝撃試験 (JIS A5759準拠)
熱交フィルムのフィルム素材の特徴は、
・のりを使用せず自己粘着で脱着、何度でも貼り直し可能。(定番モデル)
・建築窓ガラス用フィルムテスト ショットバッグ試験(JIS A5759準拠)
・内貼りの為、防犯・防災用途としてのガラス飛散訪止効果
・近赤外線52%カット室温エコ効果
・紫外線(UV)99%カット調度品等の色あせ抑制
・防炎自己消火性能付加熱
熱交フィルムの特徴
熱交フィルムのコンセプト
熱交換塗料の特性を生かし、省エネ、プライバシー保護、インテリアの一部として有効です。
1) 省エネ効果として
夏場の室内温度を2-3°程度抑制し、冬場は冷気からの室温低下を防ぎます。また、体育館などの大きなガラス面の、熱対策として暗幕などをかけるケースが多くみられますが、ここに、熱交フィルムをすれば、室内が暗くならず、空調費用の節約だけでなく、照明費用の節約にもなります。
2) プライバシー保護として
戸外から、プライバシーを守るためにカーテンなどを設置しますが、このフィルムを貼れば、プライバシーの保護と同時に省エネ効果があり室内も明るく保ち、しかも、カーテンやブラインドの大変な清掃手間も必要ありません。塗膜に親水性があり、一般的な汚れは水拭き程度で簡単に手入れできます。
3)インテリアとして
フィルム面に熱交換塗料で多くのバリエーション(多色)のプリントが印刷可能なので豊富な種類から選択し、楽しい空間づくりが出来、しかも省エネ効果があります。
施工場所 (窓ガラス)
ホテル、体育館、幼稚園、学校、病院、商業施設、工場、事務所、個人邸 など
熱交換フィルム各種データ
データ計測について
*熱交フィルム 素材 ペットフィルム 50μ
塗料 熱交換塗料 D-47 印刷
*計測機器 ロガー計測器 2台(室温用、外気温用)
*計測期間 2013年7月13日~9月2日
*計測場所 大阪府内 一般マンション 6畳間 南南東面 ガラスサッシ{掃出し}
上記、ガラス面に ベタ印刷フィルムを 全面貼り
*計測方法 計測室が 1つしかないので、施工、未施工を同時計測できないた め、期間を区切って、交互にデータをとり、気温軸をベースし、
その時の平均値をグラフにしたものです。
解説:温度差グラフのブルーを見ると、熱交換塗料の特性通り、25度付近から効果が見え始め、30度すぎまで右肩上がりとなる。そのあと、室内に熱気が充満し始めると 温度抑制効果が相殺され、温度差が右肩下がりとなる。
黄色グラフ、25度以下では、塗膜の構造上 保熱効果があり、室温の低下を抑えている。つまり、これが 熱交換塗料の冬の効果(室温を冷やさない)の証明でもある。
注:グラフ上、一部(*)逆の数値がみられる。これは、外気温の計測が、強風、
雨などの影響を受けて、集計上誤差出たものとおもわれる。
別途、テストハウスでは、未施工、施工済みを同時計測している データでは
この現象はない。